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霧島市塩浸温泉

幕末温泉 姶良・伊佐・霧島
霧島市塩浸温泉

【偉 人】坂本龍馬
【泉 質】ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
【適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症など

【参 考】坂本龍馬書簡
【時 期】慶応2年(1866年)
【足 跡】なし

維新エピソード
・坂本龍馬は「しおひたしという温泉に行」と姉乙女宛の手紙に書いている。
・陰見の滝(犬飼の滝)や和気清麻呂の事も書かれてある。
・魚釣りや短筒(ピストル)で鳥を撃ったとの記述もある。
・霧島を案内した吉井幸輔(のちの友実)の息子幸三の回想録で龍馬とおりょうは塩浸で喧嘩もした。

備考

【泉質から紐解く塩浸温泉と維新】 塩浸の温泉は龍馬の負った寺田屋騒動時の刀傷に卓効があった泉質だったと考えられます。塩浸温泉は古くから「神験多し」とされ、傷を受けても湯に浸かれば傷口は白くなり肉を生じて7日、あるいは10日経てば治る天下の奇湯と三国名勝図会にも謳われています。龍馬が訪れた後の戊辰戦争後に傷病兵の療養温泉としても活用されています。傷だけでなく炎症の鎮静、抑制作用もある為、龍馬の刀傷は日に日に改善していったことでしょう。

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