指宿市指宿温泉
幕末温泉 南薩
【偉 人】西郷隆盛、調所広郷、島津斉興公、島津斉彬、篤姫？、小松帯刀？
【泉 質】ナトリウム－塩化物泉
【適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
【参 考】
・『大西郷全集』西郷は1864年（元治元年）沖永良部から帰藩し指宿温泉で療養？サボタージュ？
・『大西郷全集』江藤新平との会見を終え見送りに？指宿温泉へ
・現在の二月田温泉に長井温泉行館と湯権現が斉興公時代に移され、その後の歴代藩主も二月田温泉に？
・湯権現神社には調所広郷寄贈の手水鉢が残る。
・記録にはないが篤姫や指宿地頭を家老職と兼任していた小松も入湯した可能性はある。
備考
【泉質から紐解く指宿温泉と維新】古くから温泉地として賑わいをみせた指宿温泉は療養の地としても理想的である。指宿温泉は新陳代謝を高め血液循環を活発にする塩化物泉。海岸性の気候も自律神経の安定に作用しストレスを軽減してくれる作用があることから沖永良部からの帰藩、そして鰻で江藤との会談を終えた西郷の心理状態を判断すると心のケアに優れた効果があったと考えていいかもしれない。
〒891-0405 鹿児島県指宿市
