死と生を分けたものは何だったのでしょう。 安政5(1858)年の安政の大獄で追われる身となった京都清水寺の僧・月照をかくまい 西郷は薩摩まで逃れます。しかし月照の身を守りきれないと悟り共に錦江湾に入水。 西郷は命をとりとめましたが、月照は帰らぬ人となりました。