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調所広郷の像(鹿児島市) 調所広郷の像

調所広郷の像(鹿児島市)

150年経ち功績理解される

厳しい財政状況にあった薩摩藩の財政を建て直した家老・調所笑左衛門。
五百万両もあった藩の負債を清算、蓄財ができるまでになりました。
このときの財政改革がなければ、幕末に薩摩藩が近代化をすすめ、明治維新を牽引することはあり得ませんでした。
島津斉彬の藩主就任を阻んだとして、のちに斉彬を慕うものたちから憎まれたため、調所に対する評価は長年低いものでしたが、近年その重要性が理解され、1998年に天保山公園に銅像が建立されています。
嘉永元年12月の彼の死から150年経ってのことです。

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