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硫黄島(三島村) 三島村

硫黄島(三島村)

海が茶色に染まる島

茶色に染まった海が印象的な硫黄島(鹿児島県三島村)。

ここでは古くから硫黄岳から硫黄を採掘しており、
薩摩藩における硫黄産出のほとんどを占めていました。
硫黄は火薬の原料として重要であったほか、
琉球を通じての中国貿易の輸出品でもありました。

明治に入り薩摩藩から経営が離れると、経営者は個人に変わり、
明治4年5代目の経営者に市来四郎の名前が見えます。
市来四郎は島津斉彬の下で集成館事業に従事し、後島津久光にも仕え、
明治以降は島津家より順聖公(斉彬)御言行録の編纂を依頼され、
また島津家の記録収集、編纂にも従事した人物です。

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