明治3年7月18日、小松帯刀は療養していた大阪で亡くなりました。 当初天王寺村夕日岡に葬られましたが、明治9年に小松家の領地であった吉利の園林寺跡の小松家墓地に改葬されています。 激動の幕末にあって薩摩藩家老として大きな役割を果たした若き家老は、明治の世を存分にみることはなかったのです。 数え36歳。