薩摩川内市入来温泉
幕末温泉 北薩
【偉 人】大久保利通
【泉 質】ナトリウム－塩化物泉
【適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
【参 考】大久保利通伝
【時 期】天保13、14年頃（1842、3年頃か）
維新エピソード
・大久保は12、3歳の頃に入来温泉に訪れたようだ。
・熱い湯を浴槽に注ぎ、また逆に冷水を注ぐなど浴客を驚かせた。浴槽に石も投げ込んだらしい。
・いたずらが過ぎ湯守に叱られた大久保は山中に隠れ決して見つかる事はなかったという。
・市来にある大久保家先祖代々の墓への墓参り前後に入来を訪れたのかもしれない。
備考
【泉質から紐解く入来温泉と維新】 入来温泉、特に旧温泉街の副田の温泉は泉温が高い事で知られています。「わいかっぼ」大久保少年が訪れた頃は岩の間から湧出する温泉を水で薄めながら浴槽に注ぎ浴客は湯を楽しんでいたようです。ここに悪戯者であった大久保少年が目をつけないわけはありませんね。古里温泉での大久保少年同様に「らしくない」ユニークなエピソードではありますが人間味ある大久保を感じる事が出来るのは温泉地ならではののんびりとした雰囲気もあったかもしれませんね。
〒895-1402 鹿児島県薩摩川内市入来町
