島津 斉彬 シマヅ ナリアキラ
近代化を推進した薩摩藩主
1809-1858
島津家第28代当主。
「二つビンタ」と呼ばれるほど英明。
身分にとらわれず藩内外の優秀な才能の人物を抜擢して、日本の近代化の礎となる集成館事業などを推し進めた。
尚古集成館蔵
島津斉彬の治世はわずか7年半
父・斉興がなかなか当主の座を譲らず、42歳という当時としては藩主になるのが遅かった島津斉彬。
49歳で亡くなってしまうので、藩主であった期間はわずか7年あまりでした。
しかもその半分は参勤交代による江戸での暮らしであったことを考え合わずと、近代的な工場群を作り上げた集成館事業を始め、成し遂げたことのスピード感のすごさがよくわかります。