坂本 龍馬 サカモト リョウマ
大政奉還の立役者
1836-1867
土佐藩士。
脱藩した後は志士として活動し、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)を結成した。
薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与えたが、大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺された。
国立国会図書館蔵
坂本龍馬、登山のお弁当は薩摩銘菓カステラ
薩長同盟の直後、襲撃され手に傷を負った坂本龍馬。命の危険から薩摩藩に身を寄せることを勧められ、妻・お龍を伴い薩摩藩の軍艦で鹿児島へやってきます。傷に効能があるという霧島の温泉での療養の間、高千穂峰への登山にも挑戦しています。このとき山の神は米を嫌うということから、お弁当としてカステラを持たされています。準備したのは薩摩藩家老・小松帯刀と伝わります。