HOME  >  見る  > 天璋院篤姫像(鹿児島市)

天璋院篤姫像(鹿児島市) 天璋院篤姫像

天璋院篤姫像(鹿児島市)

御台所となった島津斉彬の養女

徳川家と島津家の関係は常に険悪だったような印象があるかもしれませんが、
決してそうではありませんでした。
徳川将軍家は皇族か摂家(近衛家・九条家・二条家・一条家・鷹司家)から
御台所を迎えるのが通例でしたが、唯一薩摩藩だけ二人も御台所を出しています。
島津家25代重豪の娘・茂姫(11代家斉御台所)と島津斉彬の養女となった篤姫(13代家定御台所)です。
二人とも近衛家の養女となり近衛家の娘として嫁いでおり、
近衛家と島津家の平安時代末から続く関係性のなせたことといえます。
篤姫は最終的に嫁ぎ先と実家が対立する中で心を砕くことになります。

ページの先頭へ