小松帯刀の別邸が鹿児島城下の西の山手、江戸時代には尾畔と呼ばれる景勝地にありました。 周囲から一段高い場所にあり、石垣が堅牢に積まれています。 そして現在も桜島の望める庭が当時の様子を静かに伝えます(※現在は民家のため立入りできません)。 小松も頻繁に訪れており、慶応元(1865)年と2年に坂本龍馬が鹿児島に来た際にはここに滞在しています。