和気清麻呂は、天皇に忠誠を尽くしたということで幕末顕彰された人物の一人でした。 島津斉彬は近衛公から和気清麻呂に関する調査を託され、 これを八田知紀に命じゆかりの地を突き止めさせました。 そして嘉永6(1853)年の巡検の際訪れ松を植えています。 この地にのちに和気清麻呂を祀る和気神社が建立され、 斉彬が訪れたことを記す記念碑も建てられています。