治世七年半という決して長くはない期間でしたが、島津斉彬の行ったことは影響を与え、また記憶として受け継がれてもいました。 指宿市に残る「島津斉彬公堀井碑新旧二基」は、亡くなる安政5年にこの地に滞在していた斉彬が干ばつを憂い、97の井戸を掘らせたことを記すものです。