ロシア皇太子ニコライは、シベリア横断鉄道の起工式典に伴う諸国歴訪の中で明治24年に訪日、鹿児島にも来られることになりました。 このとき「実はロシアで生きていた西郷隆盛がロシア皇太子と一緒に帰国する」という噂がたちました。 鹿児島滞在のあと、巡査に斬りつけられるという事件(大津事件)に遭遇してしまうニコライ皇太子ですが、鹿児島で歓待した島津忠義は見舞いに駆けつけています。 一つの石碑ですが、当時のいろいろな状況を伝えてくれるようです。