日置島津家の五男として生まれた島津歳貞は、 桂家に養子に入り桂久武と名乗り幕末の薩摩で家老として活躍した人物です。
西郷隆盛との関わりも深く、文久2(1862)年に奄美大島に赴任した際には、 西郷隆盛から愛加那の世話を託されています。
のち西南戦争でも城山まで西郷と行動を共にし戦死しました。 霧島神宮近くには桂が開拓した場所があり、彼の名をとった地名「桂内」として残っています。