立場の違いから時には暗殺という手段がとられたのも幕末の一面でした。 慶応3(1867)年11月15日の夜、 坂本龍馬と中岡慎太郎は京都近江屋にいたところを襲撃され、命を落としました。 前年龍馬と妻お龍が鹿児島・霧島を訪れた際も同行するなど親しく交わっていた吉井幸輔は、10月には龍馬に対し薩摩藩邸に身を移してはどうかとすすめています。 しかし龍馬はこれを断っていました。享年33歳でした。