連続した家族の死を示す墓石が今も伝わっています。 嘉永5(1852)年、西郷隆盛の祖父、父、母が次々と亡くなりました。 当初南林寺墓地(現鹿児島県鹿児島市松原町から南林寺町一帯にあった墓地)に葬られていましたが、大正11年に現在地・鹿児島市常盤町に改葬されています。 これは鹿児島市の都市計画による南林寺墓地の移転と、 当時西郷隆盛の息子・西郷菊次郎が近くに住まっていたためです。 江戸時代中期からの西郷家代々の墓など23基が並んでいます。