敷根火薬製造所は,滝之上火薬製造所(鹿児島市稲荷町)の分局として文久3(1863) 年につくられました。 場所は錦江湾の湾奥部、現霧島市国分敷根です。 明治10(1877)年の西南戦争で破壊されるまで、当時国内最新・最大級の火薬製造所で、水車動力を用いていました。 現在は跡地のほとんどが水田となっていますが、当時の絵図にも描かれている石垣などが残っています。